もの思いの譜

ここには私が撮影した写真を中心に詩やエッセイを書き込んでいます。

写真 朝の日常の記憶

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■ 写真    朝の日常の記憶

■ コメント

朝の通勤ラッシュを撮らせてもらった。夏休みに入ったとはいえ7月の暑い朝・混

雑した電車に乗って通勤する方々は本当に大変だと思う。私にも一応その経験はあ

るが視覚障害になったときからその必要がなくなった。ほっとした反面、一般社会

からだめ人間の烙印をおされて放り出されたみたいな寂しさもあった。あれからも

う40年が過ぎた。

あのころ私は混雑した電車も嫌いではなかった。たまたま同じ電車に乗り合わせた

人々をみて勝手な想像をふくらませて物語を作るのが好きだった。

 扉の近くで外を見ている髪の長い女がいる。おそらくその目に外の風景は映って

いないのだろう独特な寂しさを漂わせている。窓からの光はその美しい顔に独特な

影を形づくっていた。

 彼女には結婚を考えてもいいと思える恋人がいる。同じ職場のTである。ここ半

年ほど二人は職場の誰にも知られないようにひっそりと関係を重ねてきた。だがT

には妻がいることを昨日たまたま職場の友人たちの会話で知ったのである・・・。

ときどき窓の外に向ける目が少し赤いのは昨晩ほとんど寝ていないに違いない。今

日職場でTにどういう顔をすればいいのか・・どう問いただせばいいのか・・これ

から自分はどうすればいいのか・・その乱れて重い気持ちを抱えてこの電車に乗っ

ているのである。ぜったいそうだ!そうに決まっている!

◆   西尾はり灸マッサージ治療室

◆ 〒110−0012 東京都台東区竜泉1−25−10 土屋ビル202

◆ 電話  03−6887−0006

WebSite: http://www.nishio-pc.sakura.ne.jp/

Mail: iela_asagaya@yahoo.co.jp

写真 夜の銀座の影たち

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■ 写真    夜の銀座の影たち

■ 夜の銀座の影たち

マネキンみたいな夜に

君の視界を横切ったら

私はどう映るだろう

通りすぎる影たちは

君の光の中か

それとも闇の中か

◆   西尾はり灸マッサージ治療室

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写真 高校生たちの写真展

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□ 高校生の写真展

□ 小石川中等教育学校 写真部 校外展

  日時    7月18日 から 24日

  場所    銀座 ゆう画廊  銀座松屋の裏通り

 小石川中等教育学校の写真部は高校生の全国大会である写真甲子園にも多く出場

していて写真への熱意が高く近隣のコンテストでも入賞経験のある学生もいる。

その写真をは高校生らしからぬ部分と高校生らしい部分・どちらも感じられて、み

ずみずしい感性に溢れている。はたしてあのころの私にもこんな時期があったのだ

ろうか・・。

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写真 御茶ノ水あたり

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□ 写真   御茶ノ水あたり

□ ご案内

視覚障害者と写真家のための 「写真を言葉にして伝える」ワークショッフ?開催に

ついて

8月20日の視覚障碍者と若手写真家による写真教室の開催が決定いたしましたので、

そのご連絡をさせていただきます。

この写真教室では午前中の撮影会において、視覚障碍者の介助者として一定の時間

は必ず現役の写真家が介助者につき、いろいろとアドバイスや説明を行うという撮

影会を行います。

また、午後は既に私の写真教室に通われてカメラをお持ちの方はご自身の写真を持

参して、今後どのように写真を撮れば良いのかというアドバイス、または若手写真

家の写真を凹凸の立体して、それを視覚障碍のある方に対して説明を行ったり、さ

らには専門家による芸術と呼ばれている写真がどうしてそうなのかなどその写真を

立体写真にして説明してもらう機会などを設けています。

初めて参加をする視覚障碍者の方ももちろん大歓迎です。当日撮影して写真をもと

に午後はいろいろとアドバイスをさせていただきます。

参加のご連絡やご質問はこちらのメールアドレス info@daisukeozaki.com <mailto:

info@daisukeozaki.com>もしくは080-6507-7746までご連絡ください。介助者も若

干名募集しております。

「写真を言葉にして伝える」ワークショッフ?を今年も開催します。視覚障害とい

うハンテ?を持ちなか?らも写真を学ひ?たいという一般参加者とともに、写真とい

う視覚メテ?ィアの存在を改めて考えるワークショッフ?て?す。健常者の方は、ア

イマスクを着用した状態て?外に出ていき、写真撮影を行います。視覚障害者と同

し?状況て?撮影するという体験を通して、と?こにカメラを向け、と?んな瞬間にシ

ャッターを押すのか、被写体への興味をと?のように作品にしていくのか、言葉て?

相手に伝えるというコミュニケーションに特化したワークショッフ?て?す。また、

視覚障害者の方にとっては、様々な意図て?制作される写真家の作品に触れていた

た?くことて?、少して?も写真の魅力と理解を深めていたた? く機会になれは?と考

えています。

<概要>

主 旨:写真の面白さをもっと知りたい、写真の技術を身に付けたいという視覚障害

者の方々と、自分の写真をもっと突き詰めたい、新たな視点から写真を捉え直して

みたいという若手写真家のためのワークショッフ?て?す。

日 時:2016年8月20日(土)

集合時間・場所:JR 有楽町駅中央改札口前に9時30分に集合

場 所:カ?ーテ?ィアン・カ?ーテ?ン

9:30 視覚障害者集合(JR 有楽町駅中央改札口前)カ?ーテ?ィアンカ?ーテ?ンへ移動

10:30 撮影

12:00 食事休憩

13:00 作家フ?レセ?ンテーション

15:00 作品講評会

16:30 終了予定

参 加 費:無料(昼食代のみ自己負担て?す)

モテ?レーター:尾崎大輔(写真家)

作品講評:尾粼大輔/未定 募集定員:視覚障害者 約 15 名 写真家 約 10 名

主 催:カ?ーテ?ィアン・カ?ーテ?ン/日本視覚障害者芸術文化協会(http://

artforthelight.com/ <http://artforthelight.com/>)

申込締切:視覚障害者 先着順(定員になり次第締切らせていたた?きます)

写真家 8 月 2 日(日)(詳細は以下注意事項をこ?覧くた?さい)

そ の 他:見学のみの参加も可能て?す。

<申込にあたっての注意事項>

・撮影会て?は、テ?シ?タルカメラを使用します。お持ちの方は各自こ?持参くた?

さい。ない方には、ニコンのテ?シ?タルカメラをお貸ししますのて?、その旨を事

務局まて?事前にお知らせくた?さい。

視覚障害者の方】

・介助者の方の同伴有無について、お申し込み時にお知らせくた?さい。介助者か?

いない場合は、事務局側て?手配いたします。

【写真家(健常者)の方】

・写真家の方々には、視覚障害者を含む他の参加者とク?ルーフ?に分かれ、こ?自

身の作品を約 10 分程度て?フ?レセ?ンテー ションしていたた?くフ?ロク?ラムを

設けています。参加こ?希望の写真家の方には、事前に作品を5~6点提出していた

た?き、事務局か?視覚障害者の方か?触って分かる立体シートに出力いたします。

<ワークショッフ?モテ?レーター>

尾崎大輔(写真家)

1983 年三重県生まれ。早稲田大学社会科学部在学中にファッション雑誌て?の編集

の仕事を経て、写真家として活動を開始。卒業後、渡英。2007 年、London

college of communication(ABC diploma in photography)卒業。同年、 写真集

「写真は私たちの記憶を記録て?きるのて?すか?」、「無」(発行 PLACE M、発売

月曜社)、2010 年「ホ?ートレ ート」(月曜社)を出版。個展・ク?ルーフ?展多数。

2011 年より視覚障害者を中心に知的、精神障害者なと?様々な人を 対象としたワー

クショッフ?を多数主催。

尾崎大輔

web http://www.daisukeozaki.com/

mail info@daisukeozaki.com

tel 080-6507-7746

写真 東洋文庫ミュージアム

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□ 写真  東洋文庫ミュージアム

□ 説明    

 東洋文庫ミュージアム駒込駅から六儀園方面に徒歩10分ほどのところにひっそ

りある図書展示室だ。その日は平日だったせいもあるが館内は私と知人の2人だけ

だった。まあ実際に保存してある本が読めるわけでもないしただ本がずらりと並ん

でいる本棚を見るだけだからお得感はあまりないかもしれない。おまけに入場料が

やや高いせいもある。

今回はフィッシュアイで撮った。本の森・・という案内だったので魚眼が合うかな

と思ったが・・。実際よりはスケール感がでているかもしれない。途中の廊下にあ

る 「懐古の道」は奈落の底に落ちるように見えるらしく知人は怖いと言っていた。

靴がちょっと入った。

 途中で外国人の女学生?に写真撮影を頼まれて知人が撮ってあげていたが、一緒

に並んで撮ってあげればよかったかなとあとで反省した。

 ここは撮影はOKだがフラッシュは禁止とのことでもちろんそうしていたのだが

途中で警備員がきて注意された。どうもAF用の補助光にアラームが反応してしま

うとのことで画面を見てもらってOFFにした。

 今回は撮影が目的だったので30分で終わってしまった。

一人だったら本の森に迷い込んだ空間で静かに時間を過ごしてみたいと思うのだが、

どうも知人のほうは早く出たがっているふうだったのでしかたなく出た。やはりこ

ういうところは一人でくるのがいい。

  西尾憲一