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もの思いの譜

ここには私が撮影した写真を中心に詩やエッセイを書き込んでいます。

写真 夜の植物たち

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■写真   夜のあちら闇のこちら   夜の植物たち

■   昔の出来事

あれは今から40年ほど前のことです。そのころ私はまだふつうに視力があり会社も

車で通勤していました。 私の実家は岐阜県恵那市というところで当時私は名古屋

市に住んでいて半年に一度ぐらいのペースで実家に帰っていました。当時はまだ中

央高速もなく山道をくねくね走る国道19号線を通っていました。名古屋から実家ま

ではおよそ2時間前後でしたからそれほどの距離ではありません。

 あるとき知人から裏道を教えてもらいました。そこはかなり山深い林道なのです

が、国道を迂回してショートカットする感じで30分ほど時間短縮できました。

 ある年の冬に帰省した帰り、国道19号をそれてもうかなり慣れた目的のショート

カットに入りました。ちょうど夕方6時ぐらいでしたが、あたりの山々は夕焼けあ

との薄暗がりが満ちていました。2台がやっとすれ違えるほどの細い道ですが何度

か通っているのに、これまで対向車に出会うことは一度もありませんでしたから運

転は楽なものでした。

 ただその夜はなんだかわからないのですが不思議な気分でした。闇が濃くてヘッ

ドライトの明かりに照らされた木々が妙にくっきりしているように見えました。そ

れでもまあふつうに車を走らせていたのですが・・ヘッドライトに照らされた風景

が あれ?この木の感じ・前に見たよなあ? という感じが何度かあって、もしか

して・・同じ道をぐるぐる回っているような錯覚にとらわれました。

でも道は基本的に1本道だし何度も通っているのでまあ大丈夫だろうと走り続けた

のですが、なにしろ暗い山道に一人ぼっちというのはあまり気持ちはよくありませ

ん。 知らず知らず頭がぼーっとしているようでハンドルを持つ手にじっとり汗を

かいていました。

 しばらくしてやっと林道から街の中に入る道に出てほっとしました。でもそこの

風景もいつもと少し違っていました。妙に車が少ないのです。いつもなら通勤の車

がかなり走っている道なのですが車が妙に少ないどころか家々も明かりが消えて何

となく街の中が暗いのです。

変だなあと思って何気なく車の時計を見たら 11時10分・・一瞬時計が狂ってい

るのかと思ってラジオをつけてみたら NHKの時報で時計が間違っていないことが

わかり一瞬 頭が空白になりました。 ふつうならここに 7時30分ぐらいに出て

くるはずが、11時すぎって・・・。

 なんだかきつねにつままれたような気分で深夜の街をぬけてアパートに戻りまし

た。その後は不幸な出来事がたて続けに起きるとか友達が病気で倒れるとかいうこ

となどもまったくなく、ごくありふれた日常に戻りました。

それから何年かして 水木しげる氏のお話の中で、こういういたずらをする妖怪が

いることを知りました。みなさまもどうぞお気をつけください。

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