もの思いの譜

ここには私が撮影した写真を中心に詩やエッセイを書き込んでいます。

元旦の夜の鶯谷あたり

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◆ 写真  元旦の夜の鶯谷あたり

◆ コメント

 ここ3年ほど毎年の元旦の夜の街を撮影してきた。

同行してくれるのは今年も若いガイドヘルパーのT君。まだ36歳だが私が撮りたい

情景をうまく見つけてくれる。

昨年とその前は丸の内あたりで、高層ビルのオフィス街はまるで人類滅亡の映画の

セットみたいにほとんどのビルは明かりが消えて誰もいなかった。

 今年はまずは秋葉原にいってみたが、・・ふつうの日よりも大混雑でAKBもお店

メイドカフェもギラギラに輝いていて撮影どころではなく早々に戻ってきた。

戻ったのは鶯谷駅 残念だが 鶯谷は東京で住みたくない街ベスト3に常駐してい

る街だ。それは駅前にはラブホテルが林立していたり風俗関係のお店やその客待ち

の車がずらりと並んでいたり・・そういうイメージがついてしまったからだろう。

だがこの一角の道路を隔てた向こう側は根岸・下谷など著名な文人が暮らした古い

街が昭和の雰囲気をたたえたまま残っていたりして、私はこのあたりの独特な空気

が好きだ。

鶯谷駅は なんともいえない雰囲気があってとてもよい。

駅前は思ったよりも人通りがあり、それとおぼしき関係者と思われる方々もいた。

駅前の坂を下りてゆくと、ネオンもきらびやかなワンダーランドが迎えてくれるが

、元旦の夜はさすがにひっそりとして歩く人もほとんどいない。中にしつらえられ

た小さな滝の水音が、その寂しさをより際立たせていた。