■写真 第9回 視覚障害者と一緒に楽しむ写真教室 2014-10-26
3年ほど前にこの会のことをネットで知り、何もわからないまま参加させていただ
きました。そのとき同行していただいた方が著名な女性カメラマンだったこともあ
り、視力がなくてもガイドさえしてもらえれば写真撮影を楽しむことはできるのだ
と知りましたし、そのときの写真がとても印象的だったので、これをきっかけに忘
れていたものがむずむずしはじめてしまいました。
視覚障害者には風景は見えないのでそれを説明してくれるガイドが必要ですが露
出を決めシャッターを押すのは自分です。風景や画像が見えないために微妙にずれ
たり露出が変になったりしますが、そのぶん超ユニークで面白い作品がまれに撮れ
たりします。
問い合わせ:日本視覚障害者芸術文化協会（http://artforthelight.com/）
尾崎大輔（Daisuke Ozaki）
web http://www.daisukeozaki.com/
e-mail info@daisukeozaki.com
■写真 夜のあちら闇のこちら
■ 東京 六義園
ここは11月30日まで紅葉のライトアップがあるようで駒込駅近くでもあり多くの
人が見学にきていました。
紅葉だけでなく水（水蒸気？）とLEDの光のオブジェなどもあり美の競演といった
ところか・・田舎育ちの私は春の芽吹きから秋の紅葉までずっとその中にいたので
別に珍しくもなかったのですが、いま思い出すと本当にきれいな風景の中にいたん
だなと思います。
わずかに覚えている風景として、秋の山では炭焼きの季節でもあり色とりどりの紅
葉の山に炭焼きの煙が横に長くのびて、ああ美しい風景だなと思ったことがありま
した。またこの季節は田んぼのもみがらに火をつけて肥料にするのですが、そのも
みがらの中にさつまいもや栗を入れておくと信じられないほどおいしい焼き芋が出
来上がります。あれを食べたらそこらの石焼き芋などは硬くてまずくてだめです。
子供のころはやはり風景よりも食欲のほうに意識がいっていたようです。
■写真テーマ 夜のあちら闇のこちら
■一行詩 血を学び肉に恋した日々の月経周期 愛だけ行方不知
■体のこと心のこと ご相談お問い合わせは
西尾はり灸マッサージ治療室
電話 ０３−６８８７−０００６
http://www.nishio-pc.sakura.ne.jp/
mail: iela_asagaya@yahoo.co.jp
■写真テーマ 夜のあちら闇のこちら
■一行詩 宵闇の譜いずれ もの思いの譜 口紅香水恋愛無用
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■写真テーマ 夜のあちら闇のこちら
■随想 写真が暗い理由
写真のテーマが 夜と闇なので掲載した写真はほぼ夜に撮影したもので全体に暗
くて何が写っているのかよくわからないものもあると思う。なぜこんな暗い写真ば
かり撮るようになったかというと・・不良少年のころから夜とか闇とかいうものが
わりと好きだったのと私が視覚障害であるということと性格がねじれているという
ことが関係しているかもしれない。
風景や画面の見えない私には美しい風景やばしっと決まったポートレートの撮影
などはとても太刀打ちできない。しかし夜や闇ならどうせ見えないところが多いん
だから私にも少し分があると思う。そして昼間なら何気ない風景も夜になると一変
する怪しげな空気も好きだから。
被写体が見えない私の写真は構図上で微妙にポイントを外れていたり、見えていた
らまずこんな方向にレンズを向けないだろうというような微妙な不完全さや不安定
さがあると思う。撮っている私が ちゃんと撮れているのか・と不安を感じながら
シャッターを押しているのだからその写真はそれを表しているに違いない。
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